夏~秋へは高校時代に制服衣替えに抗いカーディガンを着ていた懐かしさを思い出し、秋~冬に移るときの空気の変り方に半分心踊り半分寂しさを覚えるのは、毎年のように行われる反芻であります。
今年の日本もそう簡単に季節の移行を決断してくれないようで、今日なんかは死にそうでしたわ。
その影響かは知らないですが、9月の半ばに彼を見ることになるとは思いませんでした。
どうみても屋内なんですがね。
周りに昆虫ショップもないし、ていうかスナックとか中華料理屋のあるビルなんすよねココ。しかも3階だし。すぐ目の前のスナックが眞露のクワガタ割りとか、中華料理屋がクワガタのチリソースとか提供してて、彼らの貴重な材料が逃亡したってんなら話は早いですけど、ビルの窓から東横線の車両往来が確認できて、あまつさえ車内の人と目が合って、んでその人の顔にあるホクロの数くらいは視認できるような、まぁそんな立地なんです。ここまで言えばこのビルを特定できる人は多いと思いますが、知ってる人なら尚更クワガタが発見できるような場所じゃないともお分かりでしょう。要は都会の場末です。
だから遠目から見つけたときは例の茶羽先輩かと思って身構えたら、それにしては動きがのろいってんで、近づいてよくよく見ると……何クワガタでしょうか?好事家の方や野山を駆けてた方々(自分も昆虫乱獲ごっこはよくやってた方ですが、クワガタやカブトはめったに見なかった)には一目瞭然なのでしょうが。
全長が親指大くらいの可愛い子でした。
なんであんなとこに迷い込んだのか、いずれにしても都会の生き物は逞しいですね。

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