久々にツタヤのCDレンタルコーナーに。
図書館という俺得な施設を使用するようになってから、じゃないか、Tカードの更新が面倒くさくなってからレンタルコーナーにまったく足が向かなくなりました。
それからというもの、DVDを借りることも無く、借りるにしても他人のカードで、一緒に観賞、というのが定番化し、一人でツタヤレンタルに出向くことは無かったです。なので、事情もよく知らんわけです。
そんで、久方ぶりの徘徊。
書店併設のところへ、どちらかというと雑誌立ち読みメインで行ったのだけど、レンタルコーナーの変わりようを見ようじゃないかと。意外に時間をかけて廻りました。
まず、ニコニコ動画の棚が出来たことにクリビツしました。
それまではせいぜい秋葉原タワレコでしか見たことなかったのですが、これはもう非ユーザーでさえ目を背けることが出来なくなる時代に到達したってことですね。
個人的には、マイスペがイマイチ浸透してない(少なくとも身の回りでは)日本において、ニコ動に素人成り上がりの役割を担わすことは良い事だと思います。彼ら彼女らのピュアな努力がツタヤとニコ動の利益に集約されるのは気分が悪いけど、この手のカテゴリーに疎い人にまで名を売ることで、それらがイーブンになってくれ……ればいいかなと。
ニコ動をサッカー配信とラジオ録音音源の視聴以外にはほとんど使わない自分ですが、さすがに『ClariS』くらいは耳にしてます。特異なデビューの仕方だったし、海外にない枠組みの中で新しい芽が出ることを嬉しく思いましたし、理解を示してくれた大人たちの決断も素晴らしいです。
何が言いたいかってーと、前述の通り、やはりニコ動の価値観は頭ごなしに否定できるご時世では無くなってきてるということ。ネットで起こってるムーブメントは「非現実」などでは決してなく、人間くささの残った、現実世界と地続きの地平にあることを、今回のツタヤ探訪によって実感した次第です。
コレに際し、同じく名を売りたいストリートミュージシャンに対してのフォローをさせてもらいますが、真に現場でやっておられるミュージシャンの演奏・歌唱は、その場限りの訴求力が間違いなくあります。音源が記録として残らない刹那の甘美、間近のパフォーマンスの迫力、現場ならではの魅力はスピーカー越しには成し得ませんし、留まる人の耳目には留まります。お互いの顔がハッキリ見えるのもそうです。
結局、時代の波を上手く捉えて、新しい市場は積極的に開拓していくツタヤの上手さなんですよね。がめつさとも言いますが。
ただ、既存のジャンル棚に関しては、満足度が変わることは無いです。ネガティブな意味で。
例えばジャズコーナーなんかは、目黒区の大橋図書館にすら明確に、もうどうしようもなく明確に劣っていました。ディジー・ガレスピー、アルバート・アイラーの在庫も無いなんて。というか、逆説的に大橋図書館の書庫は狂ったようなラインナップです。商業施設でアレなんだから、金をとってもいいレベルにあると思います。
他のジャンルにしても、特別図書館のCDコーナー、商売をしてないその方と比べて、格段に秀でたラインナップではないと感じました。勝ってるのは新曲の入荷の早さだけで、面積の広いツタヤがラインナップの豊富さで差をつけられないことにはガッカリしました。
これには、ツタヤの在庫の特性が影響してます。
ツタヤには非常に多くのお客さんが来店するため、オリコンチャートの上位に位置する作品(もしくはしていた作品、ロングセラーを記録している・していた作品など)一つに対し、多量の在庫を用意するわけです。他の作品を陳列するスペースを割いて。これでは面積が広かろうと、アーティスト単位で数の幅を確保できても、種類の幅は広がらないんです。その所為で図書館との差異をあまりつけられずにいるのだと思いました。
では、数の幅で劣る図書館のCDコーナーの在庫が何故に逼迫しないのか。
それは単に人々が知らな過ぎるだけです、あのドリーム空間の利便性を。無料貸し出しで2週間も借りれるってんだから。今のチャートの音楽に興味の無い方であれば、図書館の方が断然便利だと思いますよ。
ツタヤももう少し上手くやれればねぇ。
ヴィレヴァンじゃないんだから、自社イチオシのコーナーなんか作んないで、フラットに選曲すりゃいいのに。あと、邦パンク・ラウド(だったかな?)のコーナーとポップスのコーナーに分かれたロックバンドの扱いの差がわかりません。あと、山下達郎はフォークコーナーに置かないでください。
0 件のコメント:
コメントを投稿