『BRUTUS』のワタシが選ぶ『メロウな音楽』特集。
立ち読みの時点で面白かったです。
購入も検討中(検討、と言っておいて、後から古本で買うセコさ)。
『pen』の最新号でも似たような特集が。
BRUTUSの室内音楽に対して旅行、すなわち外での音楽鑑賞に焦点が当てられてました。こちらも面白い。
雑誌のディスク・ガイド特集って、セレクトがジャンルレスで楽しいんですよ。
専門性が排除されてるところがキモかもしれません。ジャズやクラシック、いやロックやポップスもそうか、ジャンルごとの「名盤精選」「初心者が聴くべき100枚」的なぶ厚いディスク・ガイド本は個人的に好きじゃないから、余計に面白く読めますね。そう、読み物として面白いかどうかがワタシにとっては大事なので。
地元の地方ファッション誌にこういう特集が組まれてて、中学や高校の時分に買ったんですが、今でも思い出しては引っ張ってきて読んでます。購入当時は、当然ながら音楽知識・体験の縦幅も横幅も狭かったわけで、読んでても知らないアルバムばっかだからワケわかんない。しかし何年か経った後読み返すと「あ、これって・・・」と気になるんです。音楽観の変化や知識・体験の増幅によって、引っかかる箇所が増えたんですね。アーティスト名やジャケット、参加メンバー、その他のあらゆる文字情報、視覚による情報、聴覚による情報。点在していたあらゆる情報が線で繋がる瞬間です。
同じことがCDショップでも起こります。
「これってあん時雑誌に載ってたアーティストじゃん」と気になって手に取る。視聴する。買う。しかもジャンルを問わず、様々なラックで起こりうる。
雑誌読む→店をぶらつく→探してなかった不特定の作品と出会う
この繰り返しが、自分の音楽観の基礎を作ったと感じてます。雑誌の特集さまさまな訳です。あとはラジオの影響も大きいかな。
やけにディスク・ガイド特集を組む雑誌が同時期に発売されたので、懐かしくなって書きました。
今でも雑誌による気づきや発見はありますね。ネットだと情報に制限がなくて、ときおり大海原でコンパスが壊れた時のような気分に陥ります。実際にそのような状況は体験してませんが。
紙媒体で情報を買う喜びは、その不便さこそが有能だから得られるのでしょう。
道路に白線がなかったら怖いですよね。それと同じ感覚です。紙媒体は場所も取るし、編集のフィルターがかかってるし、発行されたらそこに掲載された分の情報しか得られないけど、そういった様々な不便は人を制限し、人は制限された環境で飛躍します。まだまだ紙媒体に価値はあると思いますよ。
★おまけ
6年前のディスク・ガイド雑誌をこうにう。
2005年という微妙な古さが堪りませんが、もう少し後から読んだほうが良かったかも。
というのも、今でも第一線で活躍している著名人のちょっと瑞々しい頃、といった内容なので、懐かしさみたいなものは感じなかったです。しかしながら、この年は個人的に部活真っ盛りの時期で、サブカルに首が回らなかった頃の情報であるからして、貴重な雑誌であります。菊池さんと横山剣さんの対談も面白いね。「未来」の人間からすると。



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