三年ぶりのアンダルシア・ダービー!
ツイッターで散々暴れた(ワタシが)わりに、両者痛み分け。「負けなかった」をヨシとするのがダービーの心掛けとして観てはいますが。
ベティスファン(ベティコと自称するのはおこがましいので)として、それと日本人として祝祭のダービーであったという感想です。前者はセグンダから昇格して久々のリーガでのダービーを祝い、後者はもちろん、指宿選手が待望のリーガデビューを達成したお祝いです。
展開的にはセビージャのファツィオが退場した後、少なくとも同点で終えたいチームがFWのカードを切る状況は考えにくかったです。マルセリーノの指宿に対する長期的視点からの期待が伺えた交代でした。何せリーガデビュー戦が伝統のダービーマッチで、それが世界有数のアツさを伴うアンダルシア・ダービーで、しかも主力のネグレドに代えて、ってんだから、単なる温情采配では有り得ないと思います。
しかしながら、彼自身のプレーの輝きは、10人の状況でかつ短い出場時間では発揮されるはずも無く。さすがに現地の報道(日本語で集められるだけの翻訳報道、という意味で)もあくまで指宿選手のリーガデビューにのみ焦点を当てているようでした。
それでも、カメラが度々指宿選手を射抜いてたり、そもそも下部リーグの得点ランクトップの実績もあり、注目度は高いように見えますね。サラゴサがレンタルで獲得したいとの噂もあるし、今後の彼の活躍にいっそう期待したいです。まだリーガでシーズン通して活躍した選手はいませんからね。
って、てめーはセビジスタか!
と疑われそうですし、そろそろヴェルディ・ブランコ(緑と白。レアル・ベティスの相性)の話題に移りましょう。
このゲームに限らない確信ですが、やはり2部に居ていいチームじゃないっすね。
マイボールを得てからのサイドへの流麗な展開は、おそらくリーガではレバンテ以外のどのチームにも通用しうる武器だと感じてます。
鍵を握るのは、やはり10番のベニャト。
厨セレと言われようともベニャト。あまりに大きい存在です。
日本語のウィキ出来てなかった~な彼ですが、彼なしにベティスの躍進はありません。
まさにスラムダンクで言うところの翔陽高校の藤間健司!彼が居るのと居ないのとで、全く別のチーム!とまでは言わないものの、間違いなく相手チームにとっての抑えどころとなる重要なキーマンです。
常にポゼッションの中心にいながら、ラストパスで相手のDFラインを混乱に陥れます。
セットプレーも驚異的で、今回のダービーでも直接FKを叩き込み、遠いアジアの島国でワタシは早朝から絶叫の快哉。ベティスの新たな時代の幕開けなんや!とエセ関西弁を交えながら、この選手を讃えたわけです。実際のとこ、開幕当時から幕開けてたんですけどね。半ばちょっと負けが込んだだけだし・・・
FW陣が復調の兆しを見せているだけに、どれだけサイドからの崩しを増やせるかが鍵穴です。
その鍵を持っているのがベニャトであり、この唯一無二の存在をいかにシーズン通して使えるかがベティスの浮沈を左右するでしょう。
長らくホアキン・デニウソン時代、またはビクトル・フェルナンデス時代、マルコス・アスンソン時代など、思い入れに差があれど、だいたいその時期のベティスが好きでファンになった方は多いと思います。しかしながら、今季のベティスも観ていて非常に面白い!昇格した今季もジャイアント・キリングぶりを随所に見せつけているし、負けたもののバルサ戦も良い内容でした。
個人的な意見で、今季いい位置につければ、再びベティス人気の火がつくと感じております。
そのため、っていうかリーガには、まず「マドリー・バルサの2強以外つまらない」という風潮を喝破するべく、リーガの2強以外の各クラブのファンが気炎を揚げることが大事です。
ラインディフェンスなんかできねぇ!
胸スポもつかねぇ!
ジャッジは常に終わってる!
そんなリーグだけど、リーガにしかない楽しみってあるんやでぇ。
いいからみんなリーガ観ようぜ!話はそれからだ。

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